名前を呼んでおやつ
名前を呼んでおやつ。
名前を呼んでおやつ。
名前を呼んでおやつ。
……
ずっとずーっと取り組んでいたのは名前が特別にうれしくなること。
お口で色々伝えてくる、世間的には咬む犬だったコメさん。
色々、何とかしようとしてよけいにこじれそうだったけど、夏目センセの「名前を呼んでおやつ」に取り組んで、「コメ」って呼べば必ず「なに?」とこちらに意識を持ってきてくれるようになったコメさん。
7月20日に虹の橋を渡っちゃったコメさん。
実は耳がほとんど聞こえてなかったことに気づいたのは亡くなる1週間前でした。
コメは蝉が好きで、好きで、この時期、蝉を見つけると幼虫だろうが、成虫だろうがすごい勢いで食べちゃうのです。もう、蝉ファイナル(地面に落ちてる蝉がまだ生きていてメチャメチャ騒がしくもがいてることw)見つけた日なんか、目がランランと光ってシニア犬の動きじゃない動きで食べてしまいますwww
そんなコメさん、蝉がすぐ横でセミファイナル始めたのに知らんふりで通り過ぎようとするから、「コメさん、蝉鳴いてるゼ」とわざわざ呼び止めて指さしして初めて「蝉!!!」てなって食べちゃったことがあったんですわ。
飼い主マジかと思いました。ぜんぜん聞こえてないじゃん。コメさん耳。蝉の声聞こえないのかなり聞こえてないよね。
だから最近「おいでー」とか「散歩~」と呼んでもボーッとしてたりしてたのか。
まぁ、シニア犬だし……と思ったところでハタと気づいたの
えー……でも「コメ」て言うとこっち向くじゃん……。
「コメ」て声だけ聞こえてたのかな。
それで、もうコメさんが向こうに行くってわかったときも「コメ」て呼んでたの。きっと聞こえてたと思うねん。
「コメちゃんコメちゃん、かわいいコメちゃん賢いコメちゃん」
聞こえてたらええなぁ。
コメさんの中で、うちが口に出す「コメ」の単語が特別になっていたなら、こんなにうれしいことないなぁ。
名前を呼んでおやつ。
やっててよかったなぁ。
コメさん。コメさん。ずっとずーっと大好きだよ。
犬に寄り添うって
今朝、Tweetに流れてきたこの画像
噛まれすぎた飼い主さんがしんどくならないように作ったらしい道具なんやそうなんやけど、
飼い主さんの犬と仲良く暮らしたい気持ちも、トレーナーさんのなんとかしてあげたいって真面目な気持ちもよくわかるんやけど……うちもしてたしな、そういう方向性の取り組み。
https://twitter.com/kompismedhund/status/1510891100763873281?t=W4RF8sxrZwTXGnlne6gE0Q&s=19
せやけどなあ、なんやろ
触られたくないって「今は」なってる犬の気持ちはどこにあるのやろ?飼い主やトレーナーさん、犬の気持ちに気づいてるのやろか……なんで、犬の「嫌なんです」って気持ちをほってけぼりにするのやろか……
まだトレーニングの世界はうちが失敗してた10年前とあまり変わってないのか
とモヤーっとした気持ちになって、つい自分ちの犬のことと一緒にTweetしました。
https://twitter.com/gamikome/status/1511196620125536260?t=nOjowuxTt_EgSjl77lC9Rg&s=19
うちとこの白い子、めっちゃめちゃ賢いヤツでしてね、いやうちの子はみんな賢い思うか知らんけどうちんとこのはホンマ賢いねん!!(親バカ爆発)
で、賢い子のご多分に漏れず、めっちゃデリケート&敏感な柴犬でなのでした。
トレーニングなんか、もう1回やったら絶対に覚える系で、今まで飼ってきた犬の中でもダントツ飛び抜けて訓練性能が高くて、「あ、これヤバいやつや」て肌で感じたもん
で、予想に違わず色々な意味でも「ヤバいやつ」でした。
咬む、唸らずひと息に咬むの。ちょっとでも嫌なら「咬む」なぜなら、それで嫌なことが終わった経験したから。覚えたの。1回で……すげぇ性能高いよこの犬、性能高すぎるから、やってほしくない系のことも一発で覚えるの。
で、当時、飼い主思ったわけよ、「このままやったらアカン!なんとか触られるようにせな!」
バカなんは飼い主やった、いうこと。
いや、「嫌や」言うてるねんから嫌や言われてるソレやめたらええだけよ。噛まないように犬変えるとかバカなの?
って今なら言える。
でも、当時そんなこと考えたこともなかったから、だってしつけの本にも、巷のトレーナーも、今までやってきた犬との付き合いにも「犬にあわせる」「犬の気持ちに寄り添う」なんて微塵もなかってんもん。てか、犬の気持ち、とか考えたこともなかった。
で、旧態依然のしつけ方法で取り組んだ結果、犬から「バカなの?」ってなんべんも言われたわけ。血だらけ傷だらけ西城秀樹も驚きの傷だらけのローラ。ならぬ傷だらけのがみがみ。
でね、夏目センセのとこにたどり着くわけですよ。
で、そうじゃないだろ、とまずは犬の気持ちになってみろと、
嫌、言われてるんだったらソレやめてあげなさいよ、と。なんで噛むのか考えたことあるのか?って。
脳みその大きい方が考えるべきことでしょう、と気づいたわけです。変わるのは犬じゃなくて、飼い主の方だよ、と。
環境整えられるのも、接し方を変えられるのも、それは大脳新皮質が発達してる人間の方ですよね、そこは人間が考えるべきことでしょう、犬にどこまで譲歩させるつもりなんや、とすでにもう、目一杯譲歩させてるでしょうが、リードと首輪つけてる時点で。
と、夏目センセから言われたわけでもなく、ブログにもそんなこと書いてないけど、こういうことかなぁって自分なりに理解したの。
前に飼っていた犬は病気でしんどくなって仕方なしに咬んだのやけど、それまで体罰系でやってたから、どうやって接したらいいかわかんないまま最期の時まで触れなかったのよ。(病気で弱ってる犬、叩けないでしょ……)
咬む、に色んなバージョンあることも知らないで暮らしてたってことに、今度の白い子で思い知らされることになったわけです。
白い子からの「バカなの?」抗議にちゃんと礼儀正しく応えていって、今の穏やかな同居に至ってます。
咬まれるよ?今でも。
でも、その咬みになんの意味があるのか、理解できるもんね。なので咬まれても怖くないし、痛いけど痛くない。
犬に寄り添うって、すごく大変なこともあるけど、
犬からの信頼を損なわないって、実はイチバン大切なことやないかと思うのです。
トレーニングもシツケも訓練も、土台に犬に対するリスペクトが無いと、本当の意味でのパートナーにはなれないんやないかと思うのです。
お散歩オフ会
こないだ服部緑地公園でお散歩オフ会が行われ、白い子のコメさんと黒い子カリンとで行ってきました~♪
久しぶりのゴンさんとも会えて、飼い主的に大満足な1日だったのですが、それ以上にコメさんの対犬レベルがめちゃめちゃレベルアップしていたことに、飼い主驚愕する事態が発生しまくってました。
ゴンさんからの「ちょっと離れて」ガウっとと、チワワくんの「(たぶん)ちょっと離れて!」ワンワンとに、以前ならたぶん「うっせー!」とばかりにガウっと百倍返ししていたのに、スッと顔を背けてスルー!
スルー!!(マジか!)
スルー!!!(夢か!!)
スルー!!!!!(できるんかーーー!)
あと、尻の匂い嗅がれてるのも「スルー」
スルー!
スルー!!
スルー!!!!!!(しつこい)
ま、対お散歩オフ会参加メンバー限定のスルースキルなんですけどね(笑)
飼い主がお散歩会の定義を守ろうとする「場」が、こんなにも犬に影響与えるんやなあ、と、再認識した出来事でした。
あと黒い子の対ワンこらスルースキルがやたら高いのも、この「場」のおかげやったなー。
帰りはゲージで爆睡の白い子と今日は頭使いました的な黒い子でした。
ネコじゃないけど計れた
Catlog boardという、ネコ様の排泄記録が取れる画期的商品をCatlogというネコ様の行動記録が取れる商品組み合わせて、(情報多いな!)外出先からネコ様の様子を観察して楽しんでたのですけど、
なんか、よく「10キロの重さの何かが乗って排泄してるコレは誰の記録ですか?」というお知らせがスマホに届くから、
Catlogboardの誤動作かとずっと記録を消去してたけど……
はたと気づいた、コレもしかして……10キロと言えば……
コメさんか!!
図らずも計ってしまった(笑)
Catlogboard様々
コメ、ずっと排泄ガマンしてるとばかり思ってたけど、
ネコ様のとこでしてたのか!!(笑)
お部屋でオウチで排泄したらアカンと思ってる犬だとばかり思ってたけど、ネコがしてるとこならいいか、と考えたみたい。
賢いなぁ!教えてないけど、ちゃんと理解するんや。
こんなことも許してくれるようになりました。
寛容度がアップし続けるワンコ、コメ様です。
雷コワイ子と気にしない子
なんか、黒い子が足もとにひっついてきたから、
ナニゴトかと思った(いや、そこは嬉しいとかないのか)飼い主。新聞みてるの中断して家の中を観察してたら、ちっさい音でゴロゴロ……
あぁ雷か。ちっさ、音、ちっさ。
黒いのがひっついてこなかったらわかんないレベル
それでもコワイ子は怖いんだね。
わが家で一番デカいのに、雷はちょっと苦手なカリン
鳴ってる音もコワイけど、なんか前に雷鳴ってる時に風船持ってるとビリビリする振動がわかるとかいう実験を見たことあって、
きっとそういうのも嫌なんやろな
なんにせよ、コワイときにこっちにひっつきに来るなんて、へへへへ、わちき、コイツとうまいこと付き合えてるなー、とちょっと誰かに自慢したくなった。ま、犬バカでないとそこんところわかんないだろうけど!
色々気にするクセに雷はぜんぜん気にしない犬、コメ(笑)